こんばんは、もとかんです。
こちらは、台風11号が接近しており、夕方になって急に
風が強く吹き出しました。
明日の午前中に最接近するようなので、窓ガラスにテープを張ったり
飛ばされそうな物は屋内にいれたりして対策しました。
明日は外に出れそうもないので、「ビール」と「つまみ」の用意もバッチリです。
明日は、停電も予想されるのでロウソクとムチも用意してます。
「もとかんの部屋」が台風の進路の右側になるのでちょっと心配です。
もし更新が途切れたら台風と行動を共にしたと、おもってください 。:゚(;;≡m≡;;)゚:。
前回のつづきです。
シリンダーブロックの組付け
ピストンとコンロッドを向きを間違えないように組付けて
ピストンリングをピストンに付ける前に合口の隙間を
計測して問題なさそうだったので、ピストンリングを
ピストンに組み込みピストンリングコンプレッサーで
リングを締めこみハンマーの柄でピストンを押し込んでいきます。
コンロッドの締め付け
キャップボルトにグリスを塗りつけて
手で締めていきそこから、3→5→7㎏-mの順番でトルクをかけて締めます。
油圧を強化したオイルポンプをシリンダーブロックに組付けて
タイミングギヤを仮付け。
オイルポンプもAE101を使ってます。
シリンダーのヘッドボルトはARPに交換。
シリンダーヘッドの組付け
シリンダーヘッドは、AE86の4バルブのシリンダーヘッドを使ってます。
バルブガイドはリン青銅に入れ替え。シートカット、面研0.5㎜、燃焼室加工。
バルブは、IN31.5ミリ、EX27ミリと1, 1.5ミリオーバーのビッグバルブを使用。
バルブスプリングは、自由長が長いテックアートさんを使用して、シムは戸田レーシングさんのインナーシムキットを使用。
当初、戸田レーシングさんのインナーシムキットに付属していたバルブスプリンを
使用したところ、カムシャフトがバルブを押して開ききる寸前でバルブスプリングが
縮きってしまいカムシャフトが回りませんでした。
戸田レーシングさんのバルブスプリングの密着長が長いためだとおもいます。
カムシャフトは、戸田レーシングさんのIN304カムリフト10.5 EX288 カムリフト10.5
セット長の計測が間違ってると思い、計測をやり直しても間違ってなく
机の上の計算ではカムシャフトは回るはずだったんですが・・・
戸田レーシングさんに電話で問い合わせたところ
「バルブセット寸法は、ノーマルヘッドでギリギリの余裕しかない」との返事でした。
シリンダーヘッドの歪の修正面研しただけでもアウトです。なんだそれ・・・
戸田レーシングさのバルブスプリングのセット長35.7㎜ 密着長24.2㎜で
バルブリフト量11.5㎜までは大丈夫だったはずなんですけど・・・
テックアートさんのバルブスプリングはセット長34㎜ 密着長21.5㎜でした。
テックアートさんのバルブスプリングは、楕円形で自由長が稼げるスプリング
であるのを知り、注文して組んでみたところ、カムシャフトはスムーズに
回りました。
藤沢公男さんの「バルブタイミング エンジン性能の決め手」
は、非常に参考になる本です。バルブタイミングは
なかなか奥が深かく、整備の専門学校に行っても
知らなかったことが、この本を通じて知ることができました。
今日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。