こんばは、もとかんです。
今日は天気も曇りだったので、のんびりとハチロク号に付けてる
「ウェーバーキャブレター」の油面を調整してみました。
私は、イマイチガラス管の油面を見る工具が信用できないので
ノギスを使いやすいように改造して測ってます。
取り付けたウェーバーキャブレターは、20年くらい前に中古で
買ったDCOE9の45パイ(スペイン製です)
10年くらい前にキャブ仕様で乗ってた時以来油面の確認をしてないので
念のために今日確認してみると「29.5㎜」だったので、
ほぼ変化してませんでした。
メーカー推奨は、29±0.5㎜なのでギリギリの基準値でしたが
過去に、やや油面が高い状態で乗ってるとキャブレターはガソリンで
すぐに汚れるしオーバーフローもしてました。
なので、今日は「油面が基準値よりも低かったらどうなるんだろ?」という
素朴な疑問から、実際にやってみました。
現在の「29.5㎜」からおもいきって、油面を「31㎜」に下げてみました。
2機のキャブレターと同じ「31㎜」の油面を揃えるのに、半日かけてまで・・・
誤差は、「0.5㎜」以内に揃えていざ試運転!\(^o^)/
アクセルを、ゆっくり踏むと調子いいですが
アクセルを「ガバ!」と踏むと失速しエンジン回転が上がりませんでした。
3500回転を過ぎたあたりからエンジンは回りはじめますが
アイドリングから3000回転超えるまでは、ガス欠みたいな症状でした。
3500回転を過ぎたあたりは、調子よかったです ( *¯ ꒳¯*)
パイロットジェットを替えても症状は変わらず・・・
あきらかに、油面を31㎜まで下げたのが原因のようです。
パイロットジェットを、「F11-65」をつけると、アイドリングすら厳しかったです。
油面を31㎜に下げる前のほうが、調子がよく
今回の油面を「31㎜」に変更したら、最悪な結果でした。
なのですぐに、基準値の「29㎜±0.5」に戻しました。
頑張って2機のキャブレターの誤差をゼロにしましたが、
いじくりまわしたせいで、ガスケットが一部破れました (´;δ;`)ううう
私が使ってるキャブレターのフロートは真鍮のフロートなので
フロートの根元のタブがニードルバルブに軽く接してる状態で測定するのですが
真鍮フロートの場合、フロートの上面とガスケットの距離が「8.5㎜」なのですが
「8.5㎜」にして油面を測ると、油面が高すぎるのでタグを折らないように
用心して調整していくのですが、私のキャブレターの場合ラジエター側から1機目の
キャブレターのフロートの上面とガスケットの距離が「11㎜」
2機目のキャブレターが「11.5㎜」で、油面の高さが「29㎜」で2機の
キャブレターの油面の誤差がほぼ「0」に精密に調整できました。
で、テストコースで乗ってみました (≧ω・)
「おぉぉぉぉ」
いいではないか!(*´罒`*)ニヒヒ
ちなみにこの時の燃圧は、0.38kg/c㎡でした。
ちょっと燃圧高かったかも・・・
すかさず、パイロットジェットを「F11 65」をつけてみると
やっぱりダメ
「F8 65」に変更してみると、「う~ん・・・」
さらに「F9 65」に替えてみると、「!」
「F9 55」では、「もうちょっと、どうにかしたい」
キャブレターの泥沼にハマると、ジェット類が増えていきます。
エマルジョンチューブも数種類持ってますが
たった1回しか使わなかったジェットやエマルジョンチューブもあります ( ̄◇ ̄;)
で、「F9 60」でまぁ、こんなもんかな?で今日は終了しました。
ここもついでに、加速ジェットを「40 」から「45」に変更。
最後の味付けにいいのではないでしょうか?
どうも、油面が「高い」か「低い」かでミクスチャーは濃くなったり
薄くなったりするようです。
とりあえず、通勤でハチロクに乗って行っても問題なさそうなので
だいたいのセッティングはこんなものでしょう。
また気になれば変更すればいいし (≧▽≦)ゞ
ついでにホームセンターに買い物があったので、道中にキャブレターの同調を
みようと、農道にハチロクを停車させて「フロートメター」
で測定してる途中に、うっかり地面に落としてしまい壊れました∠ ̄゜◦。)。◦。◦。
見やすくてお気に入りだったのに (´;δ;`)ううう
なんか折れてるし!
リンク
その道のプロは、音を聞いただけで同調をとるそうですが
僕には、農道でおばチャン達のい炉端会議の声しか聞こえませんでした。
音が揃わないキャブの音はストレスになりますね。
「フロートメター」、治してみます。
てか、今の仕様でも行こうとおもえば「馬豚ラーメン」食べにいけるんじゃね?
motokanae861969.hatenablog.com